| ■厚生労働省医薬品等安全性情報より(1999.11) |
ミノキシジルと動悸・胸痛等について
成 分 名 ミノキシジル
該当販売名 リアップ(大正製薬)
薬効分類等 毛髪用薬
効能効果 壮年性脱毛症における発毛,育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防
(1)経緯
ミノキシジルを1%含有し,発毛作用を有する「リアップ」は平成11年2月に新有効成分含有一般用医薬品(いわゆるダイレクトOTC)として製造を承認され,薬局・薬店において6月初旬に販売が開始された。
本邦で実施した臨床試験において,動悸,胸痛等の症状は発現していないが,海外での使用成績調査において,動悸,胸痛の発現が報告されていたことから使用上の注意に記載し注意喚起を行ってきた。
(2)動悸,胸痛について
本剤は,新有効成分含有一般用医薬品として発売後6年間の使用成績調査が義務づけられており,調査が行われているが,市販後3ヵ月間に,本剤使用後に動悸,胸痛を経験したとする報告が薬局等を通じて企業に寄せられている。また,海外では,本剤との関係は明らかではないが心筋梗塞を発症した症例が4例報告されており,国内においても,今般,胸痛を発症し心筋梗塞と診断された症例が1例報告されている。
(3)対応
心筋梗塞と本剤との関係は明らかではないが,本剤使用後に動悸,胸痛等の異常が認められた場合には直ちに使用を中止することが必要であり,使用者への注意喚起を徹底する必要がある。
(4)お願い
安全性確保の観点から,薬局・薬店での販売時に,使用中あるいは使用後に好ましくない症状があらわれた場合には,直ちに使用を中止し,医師又は薬剤師に相談するよう注意喚起を徹底するとともに,動悸,胸痛等の好ましくない症状の情報が得られた場合には医薬品等安全性情報報告制度による報告をお願いしたい。 |
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