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 毛髪の組織
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毛は、皮膚表面に出ている毛幹と皮膚の中に埋まっている毛根から出来ています。根元では毛細血管から栄養分を取り入れて細胞分裂を繰り返していますが、見えている部分には血管も神経も無く、生きている組織というよりはただの物質に過ぎません。
■毛根の構造
毛の構造を理解するためには、毛根部分のことを良く知る必要があります。
毛根の下部の膨らんだ部分には、毛乳頭と呼ばれるくぼみがあり、この中に毛細血管が入り込んで栄養分を運んできています。
毛乳頭には、毛母細胞があって、細胞分裂を繰り返すことで毛を成長させています。

この毛根部分での毛の発育がうまくいっていれば良いのですが、栄養不足やホルモンの影響などによって、発育が阻害されると毛がうまく育たなくなってしまいます。これが薄毛の原因です。
■ヘアサイクルと毛の発育を阻害するもの
薄毛や脱毛の原因について考えて見ましょう。毛はヘアサイクルと呼ばれる周期を持っています。これは、毛の一生のようなものです。
【ヘアサイクル】
早期成長期 : 毛母細胞の細胞分裂が始まり、毛が生え始める。
中期成長期 : 毛球が大きくなるとともに毛幹も太くなる。
後期成長期 : 成長期が終わるまでの期間が長いほど、立派な毛になる。
移行期 : 成長期が終わると毛根の角化が始まり、休止期に向けて移行していく。
休止期 : 成長を終えた毛は角化していき、約3ヶ月後に抜け落ちる。

男性型脱毛症の場合、毛の本数の減少はあまりないものの、毛の太さが著しく細くなり産毛のような状態になってしまうことで頭皮が露出してきます。成長期が短いために、太さや長さが十分でなく、ヘアサイクルも短くなってしまうために、細い毛が多くなるのです。
毛の発育を阻害する要素としては、一般的に男性ホルモンに由来する成長阻害因子の発現、血行不良による栄養不足、頭皮の炎症などが考えられています。
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